全日本ロードレース選手権シリーズ 第4戦
スーパーバイクレース in SUGO
宮城県・スポーツランドSUGO(1周3.7375km)
全日本ロードレース選手権シリーズ第4戦が宮城県・スポーツランドSUGOで行われている。6月16日(土)は、公式予選とJSB1000クラスのレース1、MFJ CUP JP250の決勝レースが開催された。au・テルルMotoUPレーシングからは、JSB1000クラスに監督兼ライダーの秋吉耕佑、J-GP2クラスに中村修一郎、ST600クラスに中村龍之介、J-GP3クラスに藤井謙汰、MFJ CUP JP250に斉藤魁と言うレギュラーに加え、テルル・ヤマナカコウギョウRTから山中琉聖がJ-GP3クラスにスポット参戦した。
6月16日(土)
■公式予選
JSB1000クラス 秋吉耕佑:RACE1・16番手(1分30秒568)
:RACE2・23番手(1分32秒966)
J-GP2クラス 中村修一郎:DNQ
ST600クラス 中村龍之介:17番手(1分34秒229)
J-GP3クラス 藤井謙汰:10番手(1分40秒004)
山中琉聖:16番手(1分42秒482)
金曜日は、ウエットコンディションだったが、土曜日は、朝から曇り空となり、路面は乾いて行く方向。セッション終盤が勝負だと思われたが、雨が降ったり止んだりする不安定なコンディション。J-GP3クラスでは、思うようにタイムアップできずに藤井が10番手、山中が16番手。J-GP2クラスでは、開始早々に中村修一郎が3コーナーで転倒。大きなケガはなかったものの、計測2周目での転倒だったため予選通過タイムを記録できず無念の結果に。さらにJSB1000クラスでは、秋吉がシケインでアクシデントに遭い転倒。こちらもタイムアタック前だったため、不本意な後方からのスタートとなってしまう。
■決勝
JSB1000クラス 秋吉耕佑:RACE1:5位(37分25秒327)
MFJ CUP JP250 斉藤魁:5位・国内クラス2位(21分08秒228)
満身創痍ながらグリッドに着いた秋吉は、スタート直後からレースに加え、痛みとも戦わなければならなかった。5周を過ぎるとアドレナリンの影響からか痛みが和らぎ、追い上げを開始。オープニングラップは、14番手だったが、10周目には、8番手までポジションを回復。さらに前を行くライダーを1台、また1台とかわしポジションを上げて行くと、最終ラップにも1台をかわし、何と5位でゴール。チェッカーフラッグを受けた秋吉は、張り詰めた気が緩んだのか、痛みが押し寄せ、何とかチームスタッフの待つピットに戻りマシンを降りたのだった。